構造体とポインタの話
まあ、あたりまえっちゃあたりまえなんだろうけど、一応確かめておこうと思ったこと。
package main import "fmt" type hoge struct { a int b float64 s string }
構造体を適当に宣言しておく。
func main() { var h *hoge h = new(hoge) h.a = 5 h.b = 3.14 h.s = "hogehoge" fmt.Println(h.a,",",h.b,",",h.s) }
このコードは、ちゃんと動く。
でも、
h = new(hoge)
この一行を書かないと、コンパイルは通るけど実行時エラーが出て動かない。
ポインタ型を宣言してるけど、構造体の中身を確保していないから当然だろう。
で、main()関数の最初の二行を
h: = &hoge{}
とすると、動く。当然だといわれればそうなんだけど、構造体の確保って、Cでいう静的とか動的とか意識したら、どっちがいいんだろうと思ったりしたりするのかなぁ。と。
まあ、あんまり深く考えなくていいのかもしれないけど。。
ちょっとコードを書き足して、
func (h *hoge)print() { fmt.Println(h.a,",",h.b,",",h.s) }
こんなのを書いてみて、main()関数の終わりの方で
h.print()
って呼び出してみた。
やっぱり、var h *hogeだけでは動かないみたいでh=new(hoge)がいるようだし、
h:=&hoge{}
だったらちゃんと動いた。
よく考えたら当然なんだけど、実際手で納得してみたので日記行き。
walk PushButton
今日遊んだコードはこんな感じ
package main import ( "github.com/lxn/walk" . "github.com/lxn/walk/declarative" ) import ( "strings" ) func main() { var te1 *walk.TextEdit MainWindow{ Title: "hello", Size: Size{320, 480}, Layout: VBox{}, Children: []Widget { TextEdit { AssignTo: &te1, }, PushButton{ Text: "hello", ToolTipText: `put "hello"`, OnClicked: func() { text := te1.Text() text = strings.Join( []string{text, "hello"}, "") te1.SetText(text) }, }, }, }.Run() }
TextEditのところまでは昨日(だっけ)のとほぼ同じ。PushButtonをとりあえず使ってみた。
Textの部分は、ボタンに書かれる文字列が入る。
中身を見てみると、Property型となってて、さらに見てみると、interface{}型だった。つまり、どんな型の中身を入れても理論上問題はないみたい。実際にint型の123を入れてみたが、コンパイルは通った。
ただ、string型でないと実行時にエラーが起きた。結局string型しか入らないんだろう。なんでそんな仕様になってるかまだわからないけど、とりあえずそんな感じ。
ToolTipTextは、ここに文字列いれておくと、マウスカーソルを合わせたときに説明が出る。
OnClickedは、関数が入る。ボタン押されたときに処理をしてくれる。
中身はwalk.EventHandler型となってるけど、さらに中身を見たらfunc()ってなってたのできっとそうなんだろう。
引数はとれないと思う。だから、データを受け渡しするには、グローバル変数を使うか、今回のコードのようにfunc()を直書きするか、ここでやってるように構造体を作ってそれで処理するか、だと思う。
walk.TextEdit型のメソッドにText()や、SetText()がある。
Text()は、中に書かれているテキストがstring型で返る。
SetText(value string)は、valueの文字列をテキストエリアに表示させる。
他のメソッドもいっぱいあるみたいだけど、それはwalk/textedit.goに書いてあるみたい。
今日はこれだけで満足。
今度はイメージ表示とかできたらいいなぁ。。
構造体
golangの構造体の中に、他の構造体の宣言を入れられるみたい。
うまいこと説明できないけど
type hogebase struct { j int }
とりあえず先に(後でもいいけど)取り込む構造体を宣言してみる。
type hoge struct { hogebase i int str string }
で、こんな感じに、先に宣言したhogebaseを中に入れておくと
func main() { nanka := hoge { str: "string", } nanka.j = 5 //<--- }
あたかもjがnankaのメンバ変数になってるかのように扱うことができるみたい。
ただ、
nanka := hoge { str: "string", j: 5 // <--- }
これはコンパイルエラーになるみたい。初期化はできない、ということだろうか。
たぶんどこかに書いてあるだろうけど、へぇって思ったので日記行き。
walk Layout
今回遊んだコードはこれがベース。昨日(だったけ)作ったコードから少しだけ変えた。
package main import ( "github.com/lxn/walk" . "github.com/lxn/walk/declarative" ) func main() { var te1, te2 *walk.TextEdit MainWindow{ Title: "hello", Size: Size{320, 240}, Layout: HBox{}, Children: []Widget { TextEdit { AssignTo: &te1, }, TextEdit { AssignTo: &te2, }, }, }.Run() }
Layoutというのはインターフェイス型で、それを満たす構造体にHBoxとVBoxと、Gridというのがあるみたい。
どれも
type HBox struct { Margins Margins Spacing int MarginsZero bool SpacingZero bool }
という感じになってるみたいなんだけど、とりあえずはこの中身をいじるのはまた今度。
Gridはおいといて、'V'と'H'はVertical(垂直)とHorizontal(水平)の略であるのは想像に難くない。
前の日記に書き忘れたが、manifestファイルというのを書かないといけないみたい。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" standalone="yes"?> <assembly xmlns="urn:schemas-microsoft-com:asm.v1" manifestVersion="1.0"> <assemblyIdentity version="1.0.0.0" processorArchitecture="*" name="SomeFunkyNameHere" type="win32"/> <dependency> <dependentAssembly> <assemblyIdentity type="win32" name="Microsoft.Windows.Common-Controls" version="6.0.0.0" processorArchitecture="*" publicKeyToken="6595b64144ccf1df" language="*"/> </dependentAssembly> </dependency> </assembly>
これをtestwalk.exe.manifestという名前で保存する。
どうも使い回しができるっぽいので、(実行ファイル名).manifestという名前でコピーして使ってる。
まあとりあえず、動かした結果がこれ。
テキストボックスが二つ横に並んでる。
そして
Layout: VBox{},
と書き換えると
こんな感じになる。予想どおりVerticalとHorizontalだった。
Gridは試してみたら実行時エラーで動かなかったので、違う使い方かもしれない。
Childrenは、Widget型のスライスで、まあWidget型がいくつか並んでいるみたい。
そしてWidget型はインターフェイスで、とにかくたくさんの型が入るみたい。
今回使ったTextEdit型の構造体とか、今度使う予定のPushButton型とか、いろいろ。
とりあえずdeclarativeの下で
grep Widgetinfo *.go | grep func | less
とかしたらいっぱいでてきたので、まあそれくらいいっぱい型があるんだろう。
今日はこれぐらいで許してもらって、次はボタンを押してなんかできるようになるのが目標。
walk初め
walkを使おうとぐうぐる先生に聞いてみたが、
こことここしか見つからなかった。
それらの書いてあることはきっと初歩的なことなんだろうけど、今の僕にはまだむずかしい。
僕はまずhello worldが書きたい。
というわけで、よくわからんまま
package main import ( // "github.com/lxn/walk" . "github.com/lxn/walk/declarative" ) func main() { MainWindow{ Title: "hello", MinSize: Size{320, 240}, MaxSize: Size{800, 600}, Size: Size{640, 480}, }.Run() }
これだけ書いて動くかどうか試してみる。
一応動いた。
ただ、MinSizeはちゃんとなって、それ以上ウインドウが小さくならないようになるんだけど、MaxSizeはうまく機能しない。なんでだろう。
あとの部分は、declarative/mainwindow.goにいろいろいっぱい書いてあるので、それをひとつずつ見ながら遊んでみるのかな。
skkのインストール
やっぱりskkは入れないとね、と、入れてみた。
ここからskk本体をダウンロードして解凍。なんかddskk-20130915.tar.gzという、昨日の日付のがあったのでそれを入れてみた。毎日開発されてる開発バージョンなのかな?
ここからSKK-JISYO.L をダウンロードして解凍。skkを展開したところのdicというディレクトリにコピー。
makeit.batを編集。
set PREFIX= set EMACS= set LISPDIR= set DEFAULT_MAKE_ARG=
という部分があるので、そこを適当に埋める。僕の場合
set PREFIX=C:\Users\prizeout\bin\emacs set EMACS=C:\Users\prizeout\bin\emacs\emacs-24.3\bin/emacs.exe set LISPDIR=%PREFIX%\emacs-24.3\site-lisp set DEFAULT_MAKE_ARG=
こんな感じで埋めてみた。%EMACS%のところがフルパスになってるのはそこを最初に書いたから。
そして、コマンドプロンプトで
maikit.bat install
emacsを起動して、C-x C-j。うまくいったっぽい。
エディタあれこれ
プログラムを書こうとすると、何かしらエディタが必要なわけで。。メモ帳ではちょっとしんどい。
とーごーかいはつかんきょうっていうものらしい。
まず、ここからダウンロード。僕の環境はWindows 64bitなのでそれを。
で、javaをダウンロード。普通のjava(というか、ブラウザのプラグインのやつ)じゃなくて、JDKとかいうもの。ここから。
eclipseを起動し、help→Install New Softwareを選択、Work withにhttp://goclipse.googlecode.com/svn/trunk/goclipse-update-site/といれてAdd。Add RepositoryにGoClipseといれてOK。
チェックボックスに印をつけ、Next→Next。使用条件のところをよく読んで(読まないけど)accept。Warningが一回でるので気にせずOK。再起動促されるのでOK。
Window→PreferenceからGoを選び、GOROOTを入力。僕の場合はC:\Users\prizeout\bin\go。GOPATHはいれなくても動いた気がするけど、あとでWalkインストールしたついでにいれた。C:\Users\prizeout\bin\go。ディレクトリ構成失敗したかも。。
オートコンプリート機能とかいうのもあるみたい。
gitをインストールして(これは前書いた。若干間インストール間違えたみたいだけど動けばもう獣)
go get -u github.com/nsf/gocode
でよかったと思う。ただこれ非常に重い。僕はいらんのでアンインストールしたいんだけど、どうするのか知らないから放置。
やっぱりemacsだよなぁと思いつつ、当時(一か月前くらい)はemacsがWindowsで動くとは知らなかったので、入れてみた。
たぶんこのへんから落としてきたと思う。解凍する。環境変数XYZZYHOMEに、インストールした(xyzzy.exeがある)ディレクトリを指定。僕の場合C:\Users\prizeout\bin\xyzzy
※環境変数を有効にするためには、一度ログアウトしないといけないっぽい。いい方法ないもんか。
ここからgo-modeのファイルをとってくる。右下あたりにDownload ZIPって書いてあるのでそのへんから。解凍すると、etcとsite-lispというディレクトリがあるので、その中身をそのままxyzzyディレクトリのetcとsite-lispにコピー。
XYZZYHOMEのディレクトリに.xyzzyという名前のファイルを作成。中身に
(load-library "go-mode") (push '("\\.go$" . go-mode) *auto-mode-alist*)
と書いておく。
xyzzyを起動し、M-X byte-compile-file →site-lisp/go-mode.lを指定。やらなくても動いたのでおまじないみたいなものか。
で、*.goというファイルを開くとgo-modeができる。ただこのgo-mode、たまにバグった感じになる。
xyzzyでだいたい不満なかったんだけど、go-modeがたまにバグるし、xmlモードを探してたら、公開をやめてしまってるっぽい。
そんなこんなでmeadowなんかなぁとか思いながら検索したら、emacsがWindowsで使えるじゃないか。
まあこっちの方が拡張機能とか充実してるだろうし、入れてみることにする。
このへんからダウンロード。zipを展開。
環境変数HOMEを設定。ここに.emacs.dというディレクトリが作成されて、設定ファイルとかが入るっぽい。僕はC:\Users\prizeout\homeにした。
ちなみに、これを設定しないと、.emacs.dはC:\Users\prizeout\AppData\Roamingにできる。別にこれでもいいんだけど。。
GOをインストールしたディレクトリのmisc/emacsのふたつのファイルを、emacsをインストールしたディレクトリのsite-lispにコピー。
.emacs.dの下にinit.elというファイルを作成。
(add-to-list 'load-path "PATH CONTAINING go-mode-load.el" t) (require 'go-mode-load)
の二行を書く。
僕は他に
(set-language-environment "japanese") (global-set-key "\C-h" 'backward-delete-char) (setq inhibit-startup-message t)
とりあえずこれだけ書いてる。
まだemacsはそんなに実戦投入してるわけではない。なんだかんだでxyzzyは優秀かもしれない。
今のところこれだけ。viとかは使う予定なし。
追記
9/16 20:04ごろ追記
emacsで改行したあとTABキーを押す、というのが面倒なので、
(add-hook 'go-mode-hook '(lambda() (define-key go-mode-map "\C-m" 'newline-and-indent) ))
というのを追加してみた。少し幸せになれた。